NICCOについて


京都にもあったんだ! ―京都発、国際協力

image001.jpgNICCOは京都生まれ、京都育ちの日本で最も長い歴史と実績を持つ国際協力NGOの一つです。
「京の町家から、世界に笑顔を!」を合言葉に設立以来、約30年にわたって途上国の人々が自分たちの力で「生きて」ゆくことを目指して、現地の人々と寝食を共にしながら、教育、職業訓練、環境保全、有機農業、難民支援等の自立支援プロジェクトを行っています。
近年は紛争の絶えない中東地域を中心に、アフリカ、アジアなど、世界規模で支援事業を展開。海外だけでなく、国内においても、滋賀県竜王町の琵琶湖モデルファーム事業や国際協力分野に寄与する人材を育成するためのインターン制度等を実施しています。

NICCOの歴史

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昔、今から30年ほど前、京都の町にカンボジア難民を助けたいと願うカンボジアからの留学生がいました。そして、その学生を助けたいという友人たちや他の学生、主婦たちが力を合わせて京の街角で募金を集め、タイ国境の近くにいるカンボジア難民たちに届けました。
でも、現地に行ってみてみんなは考えました。



「お金やモノを届けても、助けることができるのは彼らの今だけだ。彼らの未来を助けるにはどうしたらいいんだろう?」



というのも、難民キャンプで生活する人たちは自分の故郷に帰ることも、仕事を見つけることもできず、自分たちの力で生きていく術がなかったからです。
そこで、考えた末、みんなは集めた募金をつかい、難民の人たちと一緒に資機材銀行をつくることにしました。そして、その銀行から、難民の人たちが織物をつくるための桑の苗や、家畜にするための子豚や鶏を貸してあげる事によって、彼らが仕事を始めるための手助けをしました。

こうして始まった、現地の人たちと一緒になって、彼らが自分たちの力で生きていくための手助けをするという考え方は、現在のNICCOにも受け継がれています。肌の色や言葉、考え方の違いに関係なく、人々が誇りをもって自分たちの力で生きていける事を願って、環境にやさしい農業や仕事を見つけるための必要な知識や技術を世界中で伝えています。

NICCO事業3本柱

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NICCOの活動は大きく分けて3つに分類できます。
1. パーマカルチャーに基づいたコミュニティ開発 自然環境にやさしい持続可能な農林牧畜業に基づき、環境を守りながら収入も確保できる総合的なコミュニティ(村落)開発を行っています。
2. 職業訓練と人材育成 途上国の貧しい生活を強いられている人々が経済的・精神的に自立し、貧富の格差をなくせるよう、職業訓練や人材育成に力を入れています。
3. 緊急支援(難民支援、自然災害被災者支援) 人的要因、自然災害などにより国内・外に難民/避難民が発生したら、すぐに現地へ行き、現地のニーズを的確に見極め、難民/避難民が必要とする物資・衣料品の配給、医療活動、被害を受けた建造物の修復等を行います。さらに、モノの提供だけではなく、非日常生活を送る人々の心のケアにも力を入れています。

NICCOの愉快な仲間たち

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■スタッフ数(2008年7月15日時点)

有給日本人スタッフ 国内10名 海外11名  
有給現地スタッフ 海外42名  
フェロー(有給) 国内1名  
インターン 国内12名  
ボランティア 国内多数

■会員数(2007年5月31日時点)

正会員 (個人) 153名
正会員 (法人) 8団体
賛助会員 (個人) 428名
賛助会員 (法人) 6団体
その他寄付支援者 240名

NICCOクロニクル(年代記)

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1979年12月 カンボジア難民救援会(KRRP)として発足。
1988年 カンボジア以外での活動の広がりに合わせて、日本国際民間協力機関(NICCO)と改称。
1993年3月 外務省より社団法人格の許可を受け、社団法人日本国際民間協力会(NICCO)となり、現在に至る。
1996年3月 特定公益増進法人格(寄付金控除)取得、現在に至る。
1996年8月 国連経済社会理事会特別協議資格取得、現在に至る。 (UN special consultative status)
2000年7月 JICA(国際協力機構)NGO開発パートナーシップ事業としてヨルダンで「持続的な総合農牧業開発および環境保全計画」を開始、2003年7月終了。
2000年8月 ジャパン・プラットフォーム(緊急人道支援のためのNGO、政府、財界による協力体)にフォーマル会員として参加、理事となり現在に至る。

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2001年10月 世界銀行とベトナム政府とのパートナー事業としてJSDF(日本社会開発基金)の活用により「北部山岳地域貧困削減計画」をベトナムにおいて実施。
2001年11月 タリバン政権崩壊後のアフガニスタンに調査団を派遣。翌年2月にアフガニスタンのヘラート州で、また10月には国境を挟んだイランのマシャッド市で支援事業を開始。
2003年12月 イランのバム市で発生した地震に際し、緊急支援活動を実施。
2004年4月 ヨルダン農業省、JICAとの協力による第2期のパーマカルチャー事業をヨルダン渓谷北部で開始。有機オリーブオイル製造において有機JAS認証を取得。
2004年12月 インド洋大津波被災者支援をスリランカにて実施。
2005年10月 パキスタン地震緊急支援を開始し、テントと毛布を配布。また「キャンプ・ジャパン」において被災者の越冬支援を実施。
2006年6月-2007年5月 ジャワ島中部地震緊急支援をインドネシア・ジャワ島にて開始し、医療チームをバントゥル県デリンゴ郡へ派遣。
2007年7月 相続財産の寄付に対し、税の優遇措置を受けることが可能な租税特別措置法に掲げる法人としての認可を取得。
2007年7月、10月 JICA草の根技術協力事業として、パーマカルチャーに基づくコミュニティ開発事業を7月にマラウィにて、10月にパレスチナにて開始。
2008年5年-2008年8月 ミャンマー・ヤンゴン管区及びエヤワディ管区にて家庭用医薬品、マラリア対策のための蚊帳、蚊取り線香等の配布、緊急医療支援のモバイルクリニックを開始。
2008年7月 日本と諸外国との友好親善増進への寄与がみとめられ平成20年度外務大臣表彰を受賞。