シリア

シリア難民に起こっていることと、NICCOの解決策:

シリア内戦は混乱が収まることなく、シリア難民の数は400万人以上にのぼります。シリアと国境を接するヨルダンにも多くの難民が避難してきており、 彼らの多くは、NICCOのような援助団体から支給されたマットレスやストーブがポツンと置いてあるだけの小さな部屋に住み、貯金を切り崩しながら何とか暮らしています。

吉田さんブログ写真②

 ▲ヨルダンに住むシリア難民の家庭

 

ヨルダンでは難民が働くことが合法的に許されていないため、やがて貯金も底を尽き、危険を承知で戦火が続くシリアに帰る人々が後を絶ちません。

過酷な避難生活が長引く中、彼らの多くは、祖国の紛争で負ったトラウマやストレスを抱えて苦しんでいます。特に、親や兄弟を目の前で殺され、爆撃によって住み慣れた家を破壊された人々の心の傷は、日本で暮らす私たちの想像を絶するものがあります。

 

難民キャンプや異国の地では、抱えている苦しみを癒す場所や機会も少なく、放置すればPTSD(心的外傷後ストレス障害)につながる可能性があります。NICCOは、子どもや女性を対象にした心理社会的ケアや、コミュニティスペースの提供、家庭訪問によるカウンセリングを通して「心のケア」を行なっています。

心のケアは、個人の辛い経験や感情を周りの人に話し、分かち合うことで、辛い記憶を自分の歴史に刻み込み、乗り越えることを目的としています。

 

▲心理社会的ワークショップ。好きなものと嫌いなものを自由に粘土で表現する。

▲心理社会的ワークショップ。好きなものと嫌いなものを自由に粘土で表現する。

▲シリア難民の家に家庭訪問して話を聞く。

▲シリア難民の家に家庭訪問して話を聞く。

 

 ザルカ県では、心のケアとともに生活物資の配布も行ない、物質面と精神面の両方から難民の生活を支えます。NICCOは、以下のように複数の支援を組み合わせて、彼らの助けになりたいと思っています。 
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 あなたのサポートでできること

毎月2,000円のご支援を1年間続けると…

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