イランにおけるアフガン難民支援

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プロジェクトの背景

1979年から始まったアフガニスタンでの紛争によって祖国を追われたアフガン難民の数は、最も多い時で600万人を超え、イランでも300万人以上の人々が難民として生活していました。国連の統計によると、2002年から2013年までの間に91万人以上のアフガン難民が母国に帰還を果たしましたが、不安定な情勢の影響により、イランには今も登録されているだけで約84万人、不法に滞在している人も入れると数百万のアフガン難民が滞在していると言われています。

NICCO2002年よりイラン第二の都市であり、多くのアフガン難民を抱えるマシャッド市において多くの難民を支援してきましたが、イランの首都であるテヘランもまた同様に数多くの難民を抱え、その数はイラン国内で最多の推定25万人に上るとされています。ここでもアフガン難民は合法的な就労や高等教育機関への進学などの制限や、祖国についての情報不足というマシャッド市と共通の課題を抱えています。

プロジェクトについて

そこで、NICCOは、マシャッド市の3,500人以上のアフガン難民に対して行なってきた、PCスキルや英語等の職業訓練や帰還・就業支援の実績に基づき、テヘラン州の貧困地区において新たに職業訓練センターを立ち上げました。コンピューター技術や英語に加え医療・教育など、より専門性の高い分野の研修を行い、将来的に帰還を目指すアフガン難民やイラン人貧困層の職業能力の向上を支援しています。 具体的には、以下の活動を行なっています。

1. 職業訓練コースの開講(PCスキル、英語などの基礎コースから、准看護師養成、幼稚園教諭養成、DTP・編集・ライティングなどの上級コースまで)
2. センターでのインターン研修による実務研修
3. アフガニスタン国内の団体や企業、帰還した元難民との協力強化と情報収集
4. 就職や帰還に関するセミナーの開催
5. ニュースレターによる情報発信
6. 職業訓練受講に関する事前相談会

 

※日本NGO連携無償資金協力(外務省)により実施

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