2025年11月20日(木)

ザンビアの衛生改善活動を行う京都大学SPLASHチームがNICCOを訪問

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こんにちは、広報担当の矢谷です。

いつもNICCOの活動にご関心いただき、ありがとうございます。

11月7日、京都大学がザンビアで主導しているプロジェクト「SPLASH」のメンバーがNICCO、および当会の法人正会員である環境機器株式会社を訪問されました。SPLASHは、ザンビアの首都ルサカの未計画居住区における衛生環境の向上を目指し、京都大学とザンビア大学が共同実施する国際共同研究かつ独立行政法人国際協力機構(JICA)の技術協力プロジェクトです。詳細はこちらをご覧ください。

今回は、ザンビアから研修のために訪日したSPLASHメンバーと双方の交流を深めるとともに、ザンビアでの新たな事業の協働実施の可能性について議論するために、NICCOと環境機器株式会社を訪問していただきました。ルサカ市公衆衛生局の局長やルサカ水衛生公社の職員、ザンビア大学の教授の計4名と、今後の連携を見据えた具体的な議論を実施し、非常に有意義な時間となりました。

まずNICCOからは、団体概要とこれまでの事業内容を紹介し、SPLASHとの新たな協働事業の構想について説明しました。ザンビアのメンバーからは「ザンビアの現場ニーズに合った、大変意義深い事業であり、大いに賛成である。」との心強い賛同をいただきました。さらに活発な議論の中で具体的なアドバイスも提案され、より現場に即した事業内容を検討することができました。

 

また、NICCOの法人正会員であり、業務用の防虫資材の販売や開発などを行う環境機器株式会社から、会社の概要や製品について紹介がありました。ルサカでの害虫問題やそれに対する課題など、ザンビアのメンバーからも活発に質問があり、今後の連携の可能性について大いに議論が深まりました。

引き続きザンビアのメンバーと情報共有しながら、今後の連携の可能性を見据え、検討を進めていく予定です。