2022年08月19日(金)

世界人道デーとアフガニスタンにおける緊急支援活動

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ブログをご覧の皆様、こんにちは。

NICCO京都本部の勝部です。

日頃より当会の活動に、ご支援を賜り誠にありがとうございます。

 

さて、本日8月19日は、国連総会で定められた「世界人道デー(World Humanitarian Day)」です。

今からちょうど19年前の2003年のこの日、イラク・バグダットの国連事務所本部が爆撃され、22名の人道支援関係者が犠牲になり、100名以上が負傷するという痛ましい事件が起きました。

世界人道デーは、紛争や災害によって困難な生活を強いられている人々、そしてそんな人々を支援する人道支援関係者の双方に思いを寄せ、支援の輪を広げることを目的として定められました。毎年、世界各地でテーマに沿ったキャンペーンイベントが行われています。

 

今回は、世界人道デーにちなみ、NICCOが行っている緊急支援活動の1つをご紹介します。

当会は現在、アフガニスタン西部に位置するヘラート州において緊急食糧配布支援を行っています。

アフガニスタンでは、長期的な紛争や干ばつ、新型コロナウイルス感染症の拡大による景気後退、加えて2021年8月のタリバンによる政変と、それに伴う国際社会から厳しい経済的な制約が科され、飢餓と栄養失調に苦しむ人が急増しています。

そこでNICCOでは、そういった食糧危機に直面した人たちへ米や小麦などの食糧配布支援を行っています。

▲各世帯を訪問して生活状況調査を行う様子(2022年5月撮影)

▲配布物資を受け取る人(2022年8月撮影)

NICCOでは、1979年の設立以来、アフガニスタンのほかにも国内外問わず様々な支援活動を行ってきました。

詳しい活動内容については、過去のブログをご覧ください(https://kyoto-nicco.org/projectblog/)

これからも『駆けつける、そばにいる』をモットーに、支援を必要とする人に寄り添いながら活動を続けていきます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。