2011年3月11日に発生した東日本大震災。
あの日から7年の月日が経ちました。
NICCOは2018年1月、岩手県大船渡市の綾里小学校、綾里中学校の児童、生徒が使用する学校給食用の食器を216セット寄贈することが出来ました。
震災で大きな被害を受けた大船渡市では、学校の校庭から被災者の皆様向けの仮設住宅が撤去され、被災した学校も移転が完了しました。教育環境も回復しつつあります。復興に大きな費用が掛かる中、学校給食の食器については、耐久年数をすぎて不衛生な状態でしたが、手が回らず、先送りにせざるを得ない状況でした。今回の寄贈で子どもたちの教育環境を整備することが出来ました。
今回の寄贈は、市民の皆様と、株式会社シュゼット・ホールディングス様のご協力によるものです。この場を借りて、改めて感謝申し上げます。
震災から7年が経ち、目に見える復興も大きく進んでいます。しかし、先送りされがちな問題は、まだまだあります。NICCOはこれからも被災地の皆様に寄り添って活動を続けてまいります。
東日本大震災被災者支援担当 大豊盛重