2025年12月01日(月)

【世界エイズデー】マラウイでの活動の歩みと、新たな一歩を進める

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今日12月1日は「世界エイズデー」です。

世界レベルでのエイズまん延防止や患者・感染者に対する差別や偏見をなくすことを目的として、WHO*が制定しました。

NICCOは、2008年よりマラウイで、「飢餓の起きない村づくり」を目指した村落開発支援事業を行いました。保健・医療・衛生改善などを組み合わせた包括的な活動の中で、井戸やエコサントイレの建設を通した衛生改善活動と併行して、マラリアや住血吸虫症などの感染症対策、母子保健活動などとともに、HIV/AIDS予防教育活動を実施しました。詳しい活動内容については、こちらよりご覧いただけます。

2010年から2012年にかけて実施したHIV/AIDS感染予防対策活動では、のべ約5千人の住民を対象に、感染予防講習を実施しました。HIV/AIDSの感染予防や治療薬の入手法、またHIV検査の実施法について住民に講義を行いました。また、これまで検査を受けることができなかった住民に対してHIV検査を提供しました。

HIV検査前のカウンセリングの様子

HIV/AIDS予防キャンペーンの講義の様子

そして、2026年より、NICCOはマラウイで新たな事業をスタートします。国民の約8割が農業に従事するマラウイで、小規模農家の家計改善を目指し、エコサントイレを活用した循環型農業と衛生改善の両面から支援していきます。

引き続きNICCOの活動を応援よろしくお願いします。

 

*WHO:世界保健機関