2015年12月22日(火)

保健ボランティア研修:応急処置編

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オソラサー(ポー・カレン語でこんにちは)。ミャンマー、パアン事務所の遠藤です。

先日、チョウンカウン村とミャインゴン村の保健ボランティアさんを対象に、第六回保健ボランティア研修が開催されました。
3日間行われた今回の研修は、「応急処置」についてです。ミャンマー赤十字社から講師を招き、演習を多く取り入れた楽しい研修になりました。

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1222_3とても便利な三角巾の使い方講座

三角巾は通常、腕を怪我した時に用いるイメージが強いかもしれませんが、骨折した際の固定や眼帯など、他にもいろいろな使い方があります。
頭部の怪我も、三角巾で保護できます。

 

1222_4包帯の巻き方も練習しました。体の中心から離れた側から、体の中心へ向けて巻きます。

 

 

 

 

 

1222_5心肺蘇生法の練習

研修最終日は、心肺蘇生法の練習です。呼びかけに反応がなく、意識がない人を見つけたら、胸やお腹の動きを見て呼吸をしているか確認します。

 

 

1222_6呼吸をしていなかったら、すぐに胸骨圧迫を開始します。うまく圧迫できると人形の胸部がへこむのですが、意外と強い力がいるため、なかなかうまくできないボランティアさんもいました。胸骨圧迫を30回行った後、人工呼吸を2回。呼吸や体の動きがみられるまで、または応援が到着するまで、これを繰り返します。

 

 

今回の六回目の研修をもって、チョウンカウン村とミャインゴン村の保健ボランティア研修が終了しました。次回は、研修修了式の様子をお伝えします。

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