2016年12月07日(水)

日本-パレスチナ交流イベントにブース出展

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こんにちは。小柳です。私は、パレスチナ・ガザ地区人道支援スタッフとしてエルサレムに赴任しています。

先日、日本政府代表事務所がJICAやICEJ(International Culture Exchange Japan)と共同で開催する「We Are Tomodachi: Japan-Palestine」という交流イベントへのお誘いを受け、ブース出展という形で参加してきました。折り紙や剣玉、紙風船、日本舞踊、空手、剣道、アニメなど、さまざまな日本文化をパレスチナの方々に紹介する一方、現地NGO側からはパレスチナ文化を紹介するお手伝いをしよう、という企画。

(写真:空手はパレスチナの子どもの習い事としても大人気)

(写真:空手はパレスチナの子どもの習い事としても大人気)

JICAの担当スタッフの方から熱意あふれるお誘いを受け、NICCOができることは…。

(写真:出展ブース正面からの様子)

(写真:出展ブース正面からの様子)

やはりオリーブでしょうか。当会では、2006年から6年にわたりパレスチナでオリーブ農家を支援していましたので、得意分野です。早速、当時の支援先、ヨルダン川西岸地区のトバスの農業組合「聖の木農業組合」(Holy Tree Agricultural Cooperative)へ声を掛け、参加のご協力をお願いしました。ちなみに現地では、NICCOではなく、NICCODという団体名で知られています。ご用意いただいた団体名に黒マジックでDの字を書き足させていただきました。

(写真:オリーブオイルの出品にもご協力いただいたPalestine Olive Oil Councilの会長(左から2番目))

(写真:オリーブオイルの出品にもご協力いただいたPalestine Olive Oil Councilの会長(左から2番目))

会場はヨルダン川西岸の中心都市ラマッラー。開催直前にPOOC(Palestine Olive Oil Council)の事務所を飛び込みで訪問し、パレスチナのオリーブ産業の状況など、色々お話を伺いました。

(写真:イベントでの販促・販売の様子)

(写真:イベントでの販促・販売の様子)

会場には日本人、パレスチナ人をはじめ、数百名の方が訪れ、楽しい交流の場となりました。私たちスタッフも、ブースを訪れる方々とのコミュニケーションを通じ、オリーブオイルや石けんについて様々なご意見・ご感想をお伺いすることができました。

(写真:飛ぶように売れたオーガニック石けん)

(写真:飛ぶように売れたオーガニック石けん)

オリーブオイルの他、ココナッツオイル、ヤシ油、ゴマ油も配合。パレスチナの女性たちによるオーガニックなつくりの石けんです。大きすぎて使いづらいかも、との声も。

今回の経験を今後の販促に生かしていければと願うばかりです。